生物生産環境科学専攻

環境生態科学領域

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概要

人類が持続的に存続するためには、地域の生態系についての深い理解と共に、総合的に管理する技術が必要です。本領域では、生態系に調和した持続的な生物生産を実現するために、物質動態学、植物動物を含む生態系生態学、保全生態学、農業土木工学などに関して、国内外のフィールドにおける現地調査、室内実験、理論を組み合わせた総合的な実践教育により、適切な生物生産環境の管理、評価・保全、修復手法に基づく実践的な地域の生態系の管理を遂行し、「自然と人間との共生」のデザインを志向する人材育成のための教育研究を行います。


学部の情報もあわせて、ご覧ください。
https://www.abios.gifu-u.ac.jp/course/agriculture-environment/course/ecology/


令和6年度学部入学者が大学院へ進学する年まで、環境生態科学領域で入試が実施される予定です。
それ以降については、大学院の改組が行われる可能性がありますが、現時点で決定している事項はありません。


入試情報

試験区分には、推薦入試(一次募集のみ)、一般入試、社会人対象特別入試、外国人留学生対象特別入試があります。

進学を希望される方は、志望指導教員と面談を行った上で出願してください。

試験区分によっては、英語科目をTOEIC(TOEIC-IPを含む)またはTOEFL iBTを用いて、得点を評価するため、これらの英語能力テストを予め受験し、スコアを提出する必要があります。

一般入試の専門科目では、領域ごとに割り当てられた「系」という単位で試験が課されます。生産環境系では、領域共通問題と個別問題が専門科目です。
出題範囲
●領域共通問題:下記 4 分野から 2 分野を選択

1.基礎生態学
2.応用生態学
3.水文学・土壌環境学
4.水理学・土質力学・構造力学

いずれの分野も基礎的な内容を出題する。
1.2.については『生態学入門(第 2 版)』(日本生態学会編)
3.については降水,蒸発散,土壌の固相,浸透・保水
4.についてはベルヌーイの定理,摩擦損失水頭,土の強さ,締固め,圧密、梁のたわみ,不静定梁
から出題する。

●個別問題:志望する指導教員の専門の範囲から出題する。一部専門に関する英語力を問う内容を出題することがある。

必ず当該年度の印刷発行の募集要項をご確認ください。
入試情報

スタッフ

様々な生物の生態、水や土壌の環境科学、農業生産基盤に関する研究者が多数所属しています。
スタッフリスト