物質・ものづくり工学専攻

設計生産領域

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概要

 素材の破壊現象を解明し製品設計に役立てる設計力学や計算機援用設計学、製品製造に直結する生産加工学など、機械工学に基軸をおいたものづくり基盤教育に加え、環境に配慮した設計技術やITを応用した生産システムの開発など、他専攻と共同開講科目等の共通科目を設け、エネルギー変換や知能機械の分野も取り入れつつ、先進的な設計・生産技術や、新規材料の開発およびこれらを新製品に応用するために不可欠な設計技術・生産加工技術に関する最先端の教育研究を行います。

研究室紹介

所属教員の詳細はスタッフの紹介をご覧ください。

研究室 疲労強度学・破壊力学
所属教員 植松美彦 教授 柿内利文 准教授
研究内容  輸送機器や発電プラントからマイクロマシンまで、各種機械構造物の疲労破壊の防止、あるいは疲労破壊までの正確な寿命予測などを目指して、様々な構造用材料や接合体の疲労に関する研究を行っている。軽量合金、3Dプリント材、摩擦攪拌接合継手などの疲労挙動や、破壊力学的な疲労寿命予測法の構築などの研究を実施している。
研究室 精密工学・超精密加工・AI応用・匠の技の科学・刃物学
所属教員 畝田道雄 教授
研究内容  超精密加工は私たちの生活を支える半導体デバイス製造プロセスには欠かせないものです。研究室では特に、Chemical Mechanical Polishing(CMP)を主な対象として、次世代CMPの実現と社会実装を目指しています。また、匠の技の科学や刃物学では匠・職人・熟練技能者の技術伝承とその見える化を目指して、日本刀に留まらず機械系生産・製造プロセスを対象にしながら、さまざまな研究を行っています。そして、これらを横糸の研究として繋げるのがAI応用です。AI応用によって新しい融合プロセスが生まれます。研究室で取り扱うテーマの殆どは産学連携であり、所属する学生は連携企業の技術者との意見交換を頻繁に行いながら、自ら考え行動する技術者として必要になる社会人基礎力を身に付けることが出来ます。
研究室 高機能表面創製・機械加工
所属教員 上坂裕之 教授
研究内容  表面加工・機械加工における最先端の研究・開発を目指して、高密度・基材包囲プラズマによる 一個流し~小ロット・超高速・DLC 成膜装置の開発、プラズマ支援潤滑、難削材料の高精密機械加工法の開発、金属積層造形の産業利用といったシーズ型研究からニーズ型開発まで様々な研究を実施している。
研究室 計算材料科学・高分子材料の高機能化
所属教員 屋代如月 教授 内藤圭史 准教授
研究内容  ナノメートル領域における変形・破壊現象の支配力学法則の解明を目的とした数値シミュレーション研究、ならびに、高分子材料の高機能化に関する研究(成形加工・複合材料)、および、ソフトアクチュエータの研究開発を行っている。
研究室 衝撃変形・加工と溶融成形プロセス
所属教員 山下実 教授 新川真人 准教授
研究内容  構造部材の衝撃変形、衝撃塑性加工、射出成形、鋳造、切削、金属の3D積層造形などを研究分野としている。新しい製造方法の開発や衝撃吸収構造部材の性能向上、各種成形加工における品質や生産性の改善を目的としている。落錘式衝撃試験機、分割ホプキンソン棒衝撃圧縮試験機、ダイカストマシン、溶融金属流動試験機などの実験装置、また各種成形加工のシミュレーションソフトウェアを備えている。
研究室 塑性加工・トライボロジー・スマートマニュファクチャリング
所属教員 王志剛 教授 吉田佳典 教授 箱山智之 助教 中根 拓未 助教
研究内容  塑性加工は、生産加工分野における重要な技術の一つであり、自動車や航空機、電気・電子機器といった、ものづくり産業を支えてきました。本研究室では、革新的なものづくりの実現のため、産学連携の下、プロセストライボロジーや材料特性、熱伝達特性の計測などの基礎研究、および、スマート金型(IoT)や板鍛造の加工法開発、三次元積層技術とのハイブリッドによる生体材料加工法などの技術開発に取り組んでいます。
研究室 複合材料・表面界面工学
所属教員 仲井朝美 教授 坂口雅人 助教
研究内容
研究室 流体工学
所属教員 井上吉弘 准教授
研究内容